Newsweek 0歳からの教育 読んでみた感想 レビュー

ニューズウィーク日本版 0歳からの教育 

2014年11月25日発行を読みました。

育児のヒント

生まれる前に知っておきたいこと、3歳までにできること

をChapter5 までに分けて記事がそれぞれ書かれています。育児の参考になるかなーと思って何気なく読んでいましたが参考になったので、シェアをします。

Chapter1 Pregnancy 出産する前に

出産する前の、病院選びや高齢出産の基礎知識、仕事を続ける秘訣、妊娠期間の夫婦のNG集などが書かれています。

 

私も、無痛分娩を選ぶか迷ったし、ギリギリまで仕事を続けたし。

そして高齢出産のプラスとマイナスの記事もあり。。

科学で、20代の母親の子より30代の子の方がスリムと立証されたようです。それでも高齢出産のリスクは大きい。私も2番目の子供は間違いなく高齢出産になりますから。そこは心配です。

他の記事に、妊婦のエクササイズはどこまでなら大丈夫?という興味深い記事もあり。

母親学級で、プロの劇団員の方がいらっしゃったのですが、病院で階段5段とびおりるくらいなら大丈夫って言われたし、腹筋も毎日してるよ〜っていう元気満点のママさんもいたなって思い出しました。

 

Chapter2 Developent 心と体の発達

タブレットの利用について、男の子と女の子の育て方は変えるべき?というような興味深い記事。

まず、タブレットに関しては、オランダの子供のいる家庭のiPad所有率は7割近くいるそうです。3歳以下の子供の54%がiPadを使っているそうです。

育児ツールとして活用しているそうですね。一方的に好き勝手に操作させるのではなく、その流れに親が適度に介入をすればいいそうです。

例えば、ゾウさんの鼻をおすと、鳴くアプリでは親が横からゾウさん鳴いたねーと声をかける。 子供にタブレットを見せないのであれば、親も画面を見続けないなどしなくてはいけないとも。

子は親を移す鏡 ですからね。

 

Chapter3 Health 健やかに育てる

アレルギーを正しく怖がる、母乳育児を成功させるには、トイレの練習は焦らず楽しくなどの記事がありました。

アトピーからぜんそく、花粉症へと進化するアレルギーについての説明。正しい知識を持つことが大事なのだなと思いました。

トイレも、トイレが楽しいと思わせることが重要だそうです。叱ったりイライラはだめ。トイレの絵本を読み聞かせたり、服のまま座らせたり、親が見本を見せるのもいいそうです。 

 

Chapter4 Parenting 理想の親って?

最初の3年間で本当に大切なこと、子供のおねだりにノーと言える親になる、保育園をめぐる深い悩み、育メンたちの理想と現実などの記事がありました。

親が子供の発達のために果たせる役割は、

1 モデリング:自分の行動や生き方を通じて、お手本を示す 

2 メンタリング:愛情を持って物事を教えること

3 モニタリング:子供の安全を十分に確保した上で子供が自由に世界を探索するのを妨げず、見守ること

この3つが大事だそうです。

子供のおねだりについては、両親の意思統一が重要。ノーであれば、ノーを突き進む。日常的に親子のコミュニケーションがとれていれば、一時的に怒っても気にする必要はないそうです。現代の親は、子供に与えすぎ。全て手にいれられる経験を重ねると、自己中心的な性格になりやすいそうです。

 

Chapter 5 Learning 学びを助ける

賢く元気な子供に育てる早期教育の極意、バイリンガルへの道、兄弟喧嘩を学びのチャンスに などという記事がありました。

早期教育に関しては、親が指令をだして行う強制型ではなく、子供を一人の人格として尊重し、親子のふれあいを大切にする今日夕方のほうが、子供の語彙力は高かったそうです。習わせておけば、OKではなく一緒に体を動かし、走る。登る。ブラ下がる。渡るなど動きを一緒に行うことが大事とのこと。

兄弟喧嘩についても、親が介入しないで見守れば自己主張の仕方や感情のコントロール術、社会性を身につける格好の機会になるそうです。

 

 

 

現在9ヶ月の我が子が脳も体もすくすく育って欲しいと思うのは当たり前。そのための情報収集としては参考になる雑誌だなと思いました